今回は、
お風呂場についた白髪染め汚れを落とす方法を7つご紹介します。
お風呂場で白髪染めをすると、カラー剤で浴室が汚れてしまいますよね。けど、お店でやると意外とお金がかかるし…。
浴室についてしまった白髪染め汚れがなかなか落ちないという方、ぜひ参考にしてみてください。
- 浴室の白髪染め汚れを落としたい
- いろいろ試したけどどうしても汚れを落とせない
- 汚れの防止方法を知りたい
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お風呂場についた白髪染めの汚れは落としにくい
お風呂場についた白髪染めの汚れはなかなか落ちないですよね。白髪染めに限らず、カラー剤全般がそうだと思います。
白髪染めの薬剤は、最初はほぼ無色ですが空気に触れると徐々に発色していきます。浴室にカラー剤がついても、すぐに洗い流せれば問題ありません。しかし、この特徴のせいで液はねしても最初は気づかず、いつのまにかガンコな汚れになってしまっているのです。
ついたばかりの白髪染め汚れを落とす方法3選
お風呂場についたばかりの汚れは、比較的簡単に落とすことができます。
1.お風呂用洗剤で落とす
カラー剤が液はねしてあまり時間が経過していない場合は、通常のお風呂用洗剤で落とすことが可能です。お手持ちのお風呂用洗剤とスポンジで集中的に磨けばキレイに落ちるでしょう。
2.クレンザーで磨く
お風呂用洗剤で落ちなかった場合は、クリームクレンザーを試してみましょう。クレンザーに含まれる界面活性剤と研磨剤が汚れを浮かしつつ削り取ってくれます。
ただしクレンザーを使用してはいけない素材には注意してください。
「人工大理石」「ガラス」「木材」にはクレンザーを使わない方がいいでしょう。
クレンザーの研磨成分が傷をつけてしまう可能性があります。浴室の素材に注意してくださいね。
3.メラミンスポンジで磨く
メラミンスポンジは、お風呂場の壁や浴槽のように、でこぼこがなく水が浸透しない箇所の掃除に向いています。
汚れがガンコなときはクレンザーと併用するのもアリ。
しかし使い方や素材によっては傷を付けてしまう可能性があるので、次の点には注意してください。
- FRPやホーロー素材の浴槽では先に目立たない場所で試しましょう。細かい傷がつくことも。
- 磨くときは力を入れすぎないこと。
- 曇り止めなどの表面加工をしている鏡はNG。加工がはがれてしまいます。
→ メラミンスポンジについて、こちらの記事で詳しく紹介しています。
【おすすめのメラミンスポンジ】
ガンコになった白髪染め汚れを落とす方法4選
カラー剤がついてから時間がたってしまった汚れは、非常に落としづらい汚れになっています。
そんな時は、次の4つの方法を試してみてください。
1.塩素系漂白剤でパックする
塩素系漂白剤でカラー剤の汚れをパックする方法です。塩素系漂白剤はハイターなど、何でもOKです。
次の手順にしたがって汚れをパックしてみてください。
-
Step.1
汚れにキッチンペーパーを被せて、塩素系漂白剤を染みこませる -
Step.2
そのまま30分~1時間ほど放置する - Step.3
水で洗い流してスポンジで磨く
なお、キッチンペーパーが貼りつきにくいところは、テッシュだとよく貼り付きます。
また、次の点はよく注意して行ってください。
塩素系漂白剤は、酸性の洗剤と絶対に混ぜないでください。毒性が強い「塩素ガス」が発生し、重大な健康被害をもたらす可能性があります。
使用上の注意をよく読んでお使いください。
ヘアカラークリーナーを使う
ヘアカラークリーナーとは、カラー剤による汚れを落とす専用の洗剤。美容室や清掃業界の方が使用するものです。
専用洗剤なので安心して使用することができます。
除光液で汚れを溶かす
マニキュアを落とす除光液に含まれるアセトンは油脂を溶かす性質があり、これがヘアカラー剤の汚れを溶かしてくれます。
除光液をコットンなどに染み込ませて、汚れをパックしてみましょう。ただしパックする時間は5分を限度にしてください。それ以上やると浴室の素材が変質してしまうかもしれません。
除光液を持っている場合は、試してみてください。
ステンレスブラシで汚れを削り落とす
洗剤の化学的な力で落ちなかった場合の最終手段として、物理的に汚れを落とす方法もあります。
使用するのは「ステンレスブラシ」。100均で売っています。
ステンレスブラシはその硬さで、浴室のカラー剤汚れを物理的な力で削り落としてくれます。
ただし、次の素材には傷を付けてしまうかもしれませんので、使用は避けてください。
- やわらかい樹脂素材
- 木材
- 大理石などの石材
浴室によく使われるFRP素材やタイル素材なら、問題なくステンレスブラシが使えると思いますが、力を入れすぎたり集中的に磨き過ぎると細かい傷がついてしまいます。
目立たない場所でよく確認しながら使用してくださいね。
最終手段はクリーニングのプロに頼もう
ご紹介した方法で白髪染め汚れを落とせなかった場合は、最終手段としてクリーニングの「プロ」に相談してみましょう。
無理に自分でやろうとするより、結果的に費用も時間もかからなくてすむかもしれません。
クリーニングの他にも、「お風呂場の排水溝の流れが悪い」「換気扇に汚れがたまって換気機能が弱まっている」などの悩みにも対応してくれるので、ぜひ一度検討してみてくださいね。
お風呂場の白髪染め汚れを防ぐ方法
ここまで汚れを落とす方法を7つご紹介しましたが、できれば汚れないようにすることにも気を付けたいですよね。
汚れ防止の基本は「液だれを防ぐこと」と「液だれしたらすぐ掃除すること」。
具体的には次の6つに注意してみてください。
1.新聞紙で床をガードする
浴室に新聞紙を敷いておけば、カラー剤が液だれしても新聞紙を捨てるだけですみます。ただし、新聞紙が濡れるとインクがにじみ出るため、床が乾いた状態で新聞紙を敷いてください。
2.あらかじめ壁や床を濡らしておく
新聞紙がない場合はこちらの予防法を使いましょう。あらかじめ壁や床をシャワーで濡らしておくと、白髪染めのカラー剤が液だれしても水がバリアの役割をしてくれます。
3.手についたカラー剤に気をつける
白髪染めをしていると、手にカラー剤がついてしまうこともあります。その手でシャワーや浴室を触ると色移りの原因に。白髪染めをするときは手袋をして、カラー剤が手につかないように気を付けましょう。
4.スポンジとゴミ箱を近くに置いておく
手もとにスポンジを置いておけば、液だれしたときもサッと磨けて便利。さらにゴミ箱を近くに置いておけば、白髪染めに使った手袋などをすぐに捨てられます。
5.弱めの水圧でしゃがんですすぐ
意外と気を抜いてしまうのが、白髪染め後のすすぎ。立った状態でやるとカラー剤が飛び散ってしまうため、弱めの水圧でしゃがんですすぎましょう。
6.白髪染め後に風呂掃除をする
最も大事なポイントです。カラー剤は、最初は無色ですが、時間とともに発色していきます。白髪染めをしたあとは、液だれや液はねが無いように見えても、サッとお風呂場の掃除をしましょう。これだけで全然違いますよ。
白髪染め汚れが落とせない素材
一度白髪染めの汚れがつくと、キレイに落とすのが難しい素材もあります。
代表的なのが「フローリング」「畳」「じゅうたん」の3つ。
これらの素材には吸水性があるため、染料が奥まで染み込んで汚れが定着してしまいます。
無理に汚れを落とそうとすると、変色したり傷が付いてしまうことに。これらの素材の上では白髪染めはしない方が無難ですよ。
まとめ
市販の白髪染めはお財布に優しくお手軽です。でも、うっかりお風呂場を汚してしまうと気分も沈んでしまいますね。
浴室を白髪染めで汚してしまったときは、今回の記事をぜひ参考にしてみてください。
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