
お風呂の床にできた黒ずみは、何度洗ってもなかなかキレイにならないもの。
塩素系漂白剤のような強力な洗剤は、取り扱いに注意する必要があるため、小さなお子さんがいるご家庭では使いづらいこともあると思います。
しかし実は、お風呂の床にできた黒ずみは、百均にあるブラシで簡単にキレイに落とすことができるんです。
実際に百均で買ったブラシで、お風呂の黒ずみを掃除したので、その効果を紹介したいと思います。
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お風呂の床にできる黒ずみの正体
お風呂の床にできる黒ずみは、私たちの体から出る垢や皮脂・水垢・湯垢・カビなど、いろんな汚れが混ざり合ってできたものです。
このような複合的な汚れには、1種類の洗剤を使ってもうまく汚れは落とせません。
実際に私も、一般的なお風呂の洗剤やハイターなどを使ってみましたが、あまり効果はありませんでした。
それではどうすれば、このガンコな黒ずみ汚れを落とせるのでしょうか。
お風呂の黒ずみは百均で買えるブラシで落とす
実は、お風呂のガンコな黒ずみ汚れは、百均で売っているブラシで簡単に落とすことができるのです。
そんな魔法のようなブラシとは、ステンレスブラシです。
近所の百均では写真のように、ステンレス・真鍮・ナイロンの3本セットで販売されていました。
掃除用品コーナーではなく、工具コーナーに置かれている場合もあるので、探すときは注意してくださいね。
ステンレスブラシは、真鍮やナイロンに比べて硬いため、お風呂の黒ずみを物理的な力で削ぎ落としてくれます。
ただし、その硬さゆえステンレスより柔らかい素材には使えません。
次の素材にステンレスブラシを使うと、傷を付けてしまうかもしれませんので、使用は避けてください。
【ステンレスブラシを使ってはいけない素材】
- 柔らかい樹脂素材
- 木材
- 大理石などの石材
最近の浴室によく使われるFRP素材や、昔ながらのタイル素材なら問題なくステンレスブラシが使えると思いますが、念の為はじめに目立たない箇所で傷が付かないかどうか確かめてください。
百均のブラシでお風呂の黒ずみを掃除してみた
それでは実際に、百均のステンレスブラシで、お風呂の床にできた黒ずみ汚れを掃除してみます。
用意するものと、掃除の手順は次のとおりです。
- ステンレスブラシ
- お風呂用の洗剤
- 黒ずみ汚れにまんべんなくお風呂用洗剤をかける
- ステンレスブラシで磨く
- 水で流す
ステンレスブラシで黒ずみ落とし
まずは、黒ずみ汚れにお風呂用洗剤をスプレーします。
これは、汚れを浮かして落としやすくするためとブラシの滑りを良くするためです。
洗剤はお風呂用であれば何でもいいですが、目や喉に刺激がある強力な洗剤は使わない方がいいでしょう。
お風呂用洗剤をまんべんなくスプレーした後は、ステンレスブラシで黒ずみを磨いていきます。
磨く時のポイントは、
- 力を入れすぎない
- 円を描くように磨く
です。
力を入れすぎると、傷が付いてしまう可能性がありますし、単純に手が疲れるからです。歯を磨く程度の小さな力で十分汚れを落とすことができます。
また最近のお風呂の床は、写真のようにまだら模様になっていることが多く、上下左右に磨くだけでは、ブラシが汚れに十分にとどきません。
このような場合は、円を描くように磨けば効率的に汚れを落とすことができます。
- Before
- After
上の写真はステンレスブラシで磨く前と、5分ほど磨いた後の比較です。黒ずみがキレイに落ちているのがわかると思います。
このように、他の黒ずみ部分もどんどん磨いていき、最後に洗剤を水で流せば終了です。
ステンレスブラシの効果を検証
ステンレスブラシで黒ずみを磨くこと30分。
床全体を磨き終えたので、ビフォアーアフターを比較してみます。
- Before
- After
- Before
- After
- Before
- After
いかがでしょうか。
お風呂の床にこびり付いていた黒ずみが、キレイに落ちていますね。
全体写真だと違いがハッキリと分かると思います。
ステンレスブラシは、お風呂の黒ずみ落としに効果抜群ということが分かっていただけたかと思います。
まとめ
お風呂は1日の疲れを落とす場所なので、いつもキレイにしておきたいですよね。
黒ずみ汚れは、いろんな汚れが混ざりあってできたもので、掃除に苦労している人も多いと思います。
しかし、百均で買えるステンレスブラシさえあれば、ガンコな黒ずみ汚れもキレイに落とすことが可能です。
ぜひ、ご参考に!
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