
今回は
お風呂用洗剤の「風呂職人」は効果があったのかをお伝えします!
メディアでも見かけるこの洗剤。使ってみて決して万人にオススメできるものではないのかなと感じたので、ぜひ参考にしてみてください。
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「風呂職人」は現場の技術から生まれた洗剤
先日ドラッグストアへ行った時に見かけた「風呂職人」。知ってはいましたが使ったことはなかったので買ってみました。
値段は500mlで600円台だったと思います。
風呂職人を作っているのは株式会社充・セサミという会社。創業者の方はもともとハウスクリーニング業も営んでいたそう。
「風呂職人」はその現場の技術と知恵をもとに作られた「技職人魂シリーズ」の洗剤。主にお風呂のガンコな湯垢を落とすための浴室用洗剤です。
この会社の清掃現場でも実際に使われているようなので、まさに職人が作った洗剤といった感じです。
「風呂職人」を使ってみた感想
結論から言うと、あくまで個人的には
すごく汚れが落ちるという感じではないというのが率直な感想。
ただし、明らかに他のお風呂用洗剤よりは汚れは落ちるとも思いました。
使い方に慣れればガンコな汚れも落ちそうな予感はありました。
浴槽
まずは浴槽に使ってみました。
我が家は賃貸なんですが、入居当時から浴槽のふちにザラザラとした汚れがありました。今までどんな洗剤を使っても落ちないガンコな汚れだったので諦めていましたが、「風呂職人」なら落としてくれるでしょうか。
「風呂職人」を汚れに吹きつけ、15分放置しました。ちなみに洗剤に粘性があってへばりつくので、浴槽やお風呂場の壁にも使いやすそうです。
時間が経過したらメラミンスポンジで磨きつつ水で流します。それなりに力を入れて磨きました。
うーん。。左の写真のような軽い汚れは落ちましたが、右の写真のザラザラとした汚れは落ちていないように思います。
もっと硬いスポンジなどで削れば落ちるような気はしますが、浴槽に傷が付きそうなのでやめました。時間もかかりますしね。
なのでここでは一般的なお風呂洗剤と明らかな違いは感じられませんでした。
【後日追記】
この後もう一度やると、少しづつザラザラ汚れも落ちてきました。ガンコな汚れでも何度かトライすれば効果ありですね。
お風呂場の床
お風呂場の床も黒ずんでいたので「風呂職人」を試してみました。
分かりやすいように、黒ずみの一部だけに洗剤を吹きつけてます。ここでも15分放置しました。
その後メラミンスポンジと歯ブラシでブラッシング。最後に水で流しました。
写真では伝わりづらいかもしれませんが、汚れは若干落ちています。
普通のお風呂用洗剤では落ちる気配もなかった黒ずみなので、「風呂職人」は効果があったと言えるでしょう。
お風呂の床の黒ずみは、百均のステンレスブラシで磨く方法もあります。
「風呂職人」と併用すれば掃除の効率が上がりそうです。
→ お風呂の床の黒ずみを百均のブラシで超きれいにする方法をご紹介。
水栓部分
最後は、お風呂場や洗面所の水栓部分に試してみました。
他の場所と同じように「風呂職人」を吹きつけ15分ほど放置。その後メラミンスポンジと歯ブラシでブラッシング。
このとおりすごくキレイになりました!!
特に洗面所の水栓部分は汚れがこびりついていて、今まで何をやっても全然取れなかったので気になってたんですよね。
しかも力はほとんど入れずに軽く磨いただけ。ここはすごく効果を実感しました。
買うべき人はこんな人
今回「浴槽」「お風呂場の床」「水栓部分」に試してみて、個人的には「風呂職人」は使う人を選ぶかなと思いました。
ではどんな方が「風呂職人」を買うべきか。
それは家のお風呂場に「普通の洗剤では落とせなかった汚れ」があるという方です。
その汚れに「風呂職人」を使えば、おそらく「80%くらいの汚れは落ちて、そこそこキレイなお風呂場になる」と思います。
お風呂全体に使うというよりは、スポット使いでより効果を発揮するのかなと感じました。
逆に、定期的にお風呂の掃除をしていて、そこまでひどい汚れはないよって方は買う必要はないと思います。
我が家もお風呂場はそこまで目立つ汚れがなかったので、期待していたほどの効果は感じられませんでした。
今後はスポットでガンコな汚れができたら使ってみようと思います。
「風呂職人」が気になっていたという方はぜひ参考にしてみてください。
「風呂職人」のちょっと気になるところ
風呂職人を使っていて、個人的に気になった点が3つありました。
1つ目は「使用後にお風呂の床がすべる」ところ。洗剤の粘性がしっかりあるので、ちゃんと洗い流さないと洗剤が残ります。すべって転けそうになったので気をつけてください。
2つ目は「素手で使うと手がカサカサになる」点。通常のお風呂洗剤より強力なので、肌への刺激も強めです。気になる方は、ビニール手袋などを使いましょう。
3つ目は気になるというか当たり前のことなんですが、
「他の洗剤と混ぜないこと」です。
「風呂職人」は酸性洗剤ですので、塩素系洗剤やカビ取り剤と混ぜると塩素ガスが発生し危険です。
お風呂場の掃除はいろんな洗剤を使う機会があるので、小さなお子さんがいるご家庭では特に注意してくださいね。
まとめ
「風呂職人」は万人向けではないけど、ガンコなお風呂汚れに悩んでいる方はぜひ試してみてほしい洗剤です。
ぜひご参考に!
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→ お風呂場のガンコな水垢をクエン酸パックで落とす方法をご紹介しています。