今回は
重曹とクエン酸を使った排水口掃除の方法をご紹介します!
排水口はヌメりや嫌なニオイがあって掃除するのが面倒な場所。でも重曹とクエン酸を使えば、そんな嫌な汚れも自動的に落としてくれます。
うまくいくポイントもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!
スポンサーリンク
重曹とクエン酸を混ぜると
重曹にクエン酸を混ぜて、さらに水を加えると、シュワシュワと泡が発生します。
この泡の正体は「二酸化炭素」。
重曹とクエン酸と水の化学反応で二酸化炭素が発生しているのです。二酸化炭素は身の回りに普通にあるものなので、身体に害はありません。
二酸化炭素が泡立つのは、炭酸飲料をイメージすれば分かりやすいでしょう。炭酸飲料は、冷やした液体に二酸化炭素を溶かして作られます。フタを開けて圧力や温度が変わったりすることで、二酸化炭素がシュワシュワと泡となって出てくるのです。
泡が排水口の汚れを落としやすくする
重曹とクエン酸を混ぜて生まれる二酸化炭素の泡の効果は2つ。
「排水口の汚れを浮かして取りやすくしてくれる」ことと「消臭効果」です。
泡が汚れを浮かしてくれるため、スポンジで軽く磨くだけで汚れが落ちます。また、重曹の消臭効果が排水口から漂うイヤ~なニオイも抑えてくれます。
重曹とクエン酸で排水口を掃除する方法
それでは、重曹とクエン酸で排水口を掃除する方法を説明していきます。分量や時間は大体で大丈夫です。
【重曹+クエン酸で排水口を掃除する方法】
① 排水口に重曹をまんべんなく振りかけ、重曹が汚れに染み込むまで3分ほど待ちます。
② クエン酸を排水口に振りかける。
③ 水またはお湯をかけ、泡立ちがおさまるまで待ちます。
④ スポンジで磨いて、最後に水ですすぐ。
実質の作業時間は5~10分程度と思います。
ポイントは「重曹をふりかけたあと3分ほど待つこと」。重曹が汚れにしっかりしみこむことで、汚れを浮き上がらせる効果がアップしますよ。
ガンコな汚れには塩素系漂白剤
重曹とクエン酸での排水口掃除は便利ですが、じつは汚れそのものを落とす効果はありません。あくまで、汚れを浮かして取りやすくしてくれるだけです。ですので、排水口にこびりついたガンコな汚れには効果が低いことも。
そんなガンコな汚れを落としたい時は、パイプフィニッシュなど市販のパイプクリーナーを使いましょう。汚れそのものを溶かしてくれます。
ただし市販のパイプクリーナーは塩素系漂白剤という強力なアルカリ性洗剤です。強力であるからこそリスクもあり、酸性の洗剤と混ぜると有毒な塩素ガスが発生し、重大な健康被害につながるおそれがあります。お酢やアルコールと混ざった場合も塩素ガスを発生させる危険性があり、小さなお子さんがいる家庭では誤飲事故の可能性もあります。万が一のことも考え、強力な洗剤は使いたくないというご家庭もあるのではないでしょうか。
ですので普段のお掃除では今回ご紹介した「重曹+クエン酸」で、強力なパイプクリーナーは最終手段として、といった使い分けをすれば効率的にお掃除ができるのではと思います。
まとめ
排水口の嫌なヌメりやニオイは、楽にキレイにしたいですよね。普段の掃除は、重曹とクエン酸のあわせ技でサクッとすませてしまいましょう。
シュワシュワ~となる反応は小さいお子さんも見ていて楽しいかと思いますよ。
ぜひ、ご参考に!
おすすめ記事
次の記事も役に立ちますので、一度見てみてください。