
今回は、
シルバーアクセサリーの黒ずみを、重曹を使ってキレイにする方法を紹介します。
私はよくシルバーアクセサリーをつけるんですが、シルバーって気付いたら黒く変色しているんですよね。
キレイにしたいけどシルバー磨きも持ってないし。。そんな時には、重曹が役に立ちますよ。
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重曹を使ってシルバーの黒ずみを落とす方法
それでは早速、シルバーの黒ずみを重曹を使ってキレイにする方法を解説していきます。
【用意するもの】
- 重曹
- アルミホイル
- 耐熱容器
- 耐熱容器にアルミホイルを敷いて、その上にアクセサリーを置く
- 重曹をふりかけ、お湯を入れる(重曹1:お湯3の割合)
- お湯が冷めるまで待つ
- アクセサリーを水で流し、柔らかい布でふく
お湯の温度は60℃くらいでOKです。
写真のように、アクセサリーを重曹を溶かしたお湯につけ、お湯が冷めるまで待ちます。
お湯が冷めたら軽く水で流して、柔らかい布で拭いたら完了です。
黒ずみが取れて、シルバーの輝きが戻っていると思いますよ。
耐熱容器にアルミホイルを敷くのは、還元作用というものを狙っています。
シルバーの黒ずみは硫化銀というもので、この硫化銀にある硫黄成分を、アルミニウムがシルバーから剥がしてくれます。
硫化銀から硫黄成分が取り除かれたら、通常の銀に戻り黒ずみがなくなるというわけです。
重曹とお湯は、上記の還元作用を助ける役割をもっています。
注意点
天然石などのパーツがついたアクセサリーは、パーツ部分が傷む可能性があるため、この方法は避けたほうが無難でしょう。
またゴールドや真鍮など、シルバー以外の素材の黒ずみ落としには効果はないのでご注意ください。
シルバーアクセサリーに黒ずみができる原因
そもそもなぜシルバーアクセサリーには黒ずみができるのでしょうか。
黒ずみのほとんどは、硫化(りゅうか)が原因と言われています。
硫化とは、硫黄成分とシルバーが化学反応を起こして結合することをいいます。結合すると硫化銀になり、黒ずみになってしまいます。
硫黄成分は、空気中や皮膚や汗に含まれています。ですので、シルバーアクセサリーが黒く変色することは完全には避けられません。
温泉にも硫黄成分は含まれているので、入るときはシルバーは外しておきましょう。
黒ずみの発生を遅らせる予防法
黒ずみの予防法は2つあります。
- 使用後は汗などの汚れを拭く
アクセサリーを付けた後は、柔らかい布で汗などを拭き取るだけで、黒ずみの発生を遅らせることができます。 - 空気に触れないように保管する
アクセサリーを保管するときは、アクセサリーケースなどに入れて空気に触れさないようにしましょう。
特に汗がよく出る夏は黒ずみが発生しやすいので、使ったあとはキレイに拭いてあげましょう。
黒ずみがでないシルバーアクセサリーは無い
ここからは余談ですが、
シルバーアクセサリーの黒ずみは、完全には避けられないもの。
黒ずみの原因はどこにでも存在する硫黄成分ですので、いつかはくすんできていまします。シルバーの変色を防ぐロジウムコーティングというものもありますが、くすみを止めることはできません。
シルバーアクセサリーに使われているシルバーは、ほとんどが「シルバー925」です。
925は銀の含有量のことで、92.5%の銀が含まれているということ。残りの7.5%は銅などの合金が一般的で、この合金がくすみの原因とされるあります。
では純粋なシルバーを使えばいいかというとそうでもありません。シルバー999といわれる純銀は柔らかく傷が付きやすいこともあり、アクセサリーには不向きなのです。
錆びない金属を使っているアクセサリーを選ぶのも手ですが、ステンレスは見た目がイマイチですし、プラチナは値段が高く簡単には買えません。チタンも独特の風合いがあるので、好き嫌いが分かれるでしょう。
だからアクセサリーはシルバーが人気なんですね。シルバーは黒ずみを避けられないものですが、個人的には少し黒ずんでいてもビンテージ感が出て味があると思いますよ。
まとめ
シルバーアクセサリーの黒ずみは、重曹とアルミホイルを使えば簡単にキレイにすることができ、新品同様の輝きを取り戻せます。
黒ずんでいて最近着けていないなあ…なんていうシルバーアクセサリーがあったら、一度試してみてください。
ぜひ、ご参考に!
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