今回は
家庭でできる重曹を使った5つの消臭術をご紹介します！
重曹はナチュラルクリーニング洗剤として、家庭のいろんな掃除に役立つスグレモノ。さらに重曹には消臭効果もあるんです。
市販の消臭剤は香りがキツくて苦手という方や、コストを抑えたい方におすすめです。
ぜひ参考にしてみてください！
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重曹の消臭効果について
まずは重曹の消臭効果について簡単に説明します。
重曹には中和作用と静菌作用があって、これらが消臭に役立っているんです。
中和作用とは
中和作用とは、重曹がニオイの原因である酸性物質を中和してくれる作用のこと。
生ゴミなどイヤなニオイのもととなるモノの多くは酸性です。
重曹はアルカリ性なので、それら酸性物質に重曹を加えると中和されニオイが消えていくのです。
静菌作用とは
静菌作用とは、菌の増殖を抑制する作用のこと。
ニオイの原因である菌の増殖を抑えることにより、消臭効果が期待できます。
ただし重曹の静菌作用が効かない菌もあります。
また静菌は、殺菌や除菌のような強力な作用ではないため、あまりに強いニオイには効果が薄いこともあります。
重曹の消臭活用術5選
では家庭のどのような場所で、重曹を使った消臭術が活用できるのでしょうか。
代表的なものを、5つ紹介していきます。
生ゴミの臭い
１つ目は「生ゴミのニオイ」。
キッチンのゴミ箱や三角コーナーはどうしてもニオイが出てしまいますよね。
これら生ゴミのニオイに重曹は効果的。
やり方は簡単。ゴミ箱に重曹を振りかけるだけです。
ニオイのもとである酸性物質を中和して、ニオイが空気中に出ていくのを防いでくれます。
ニオイが付いたタッパー
2つ目は「ニオイが付いたタッパー」。
何度も使ってニオイが染みついたタッパーってありますよね。身体に悪いということではないですが気になります。
ニオイが染み付いたタッパーには、重曹のつけ置きを試してみましょう。
タッパーに小さじ3～4杯の重曹を入れ、お湯を注いで溶かします。
お湯が冷めたあときれいに流せば、タッパーに染み付いていたニオイがスッキリ取れていると思います。
この技はお弁当箱にも応用できます。ぜひ試してみてください。
タオルなどの生乾き臭
3つ目は「タオルなどの生乾き臭」。
タオルなどの生乾きのようなニオイは、普通に洗ってもなかなか取れません。汗のニオイに加えて、雑菌が繁殖しているからです。
そんな生乾き臭には、重曹＋熱湯のつけ置き洗いがおススメです。
洗面台に60℃程度のお湯を張り、大さじ3杯程度の重曹を溶かします。そこに消臭したいものを入れ、お湯が冷めるまで待ちます。お湯が冷めたら取り出し、あとは普通に洗濯するだけです。
熱湯が雑菌を殺し、汗のニオイは重曹が中和してくれますよ。
→ タオルの消臭方法について、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。
げた箱
4つ目は「げた箱のニオイ」。
げた箱もニオイが気になる場所。空気がこもっていて湿気もあるのでニオイがたまりやすいですね。
げた箱には、重曹を入れた瓶を置いておけば効果的。重曹がニオイや湿気を吸い取ってくれますよ。
使用期限は1～2ヶ月程度です。
ちなみに、通気性の良い布を被せて輪ゴムなどで止めておけば、うっかりこぼしちゃうことも防げますのでご参考に！
ソファ・カーテン・カーペット
5つ目は「ソファ・カーテン・カーペットについたニオイ」。
これらの場所には重曹スプレーが効果的。
ニオイが気になるところにサッとスプレーするだけです。
重曹スプレーは、200mlの水に小さじ2杯の重曹を溶かせば出来上がり。好みのアロマを少量混ぜておくと、香り付きのスプレーにもなるのでそこはお好みで試してみましょう。
ただし重曹スプレーは、畳には使用しないでください。畳の奥まで重曹が浸透し、シミの原因になってしまうかもしれません。
トイレのニオイは重曹で消臭できない
重曹では消臭できないものがあります。それはトイレのニオイ。
トイレのニオイの原因は尿石などのアンモニア系で、これらはアルカリ性ですので重曹では中和できません。
トイレの消臭にはクエン酸が効果的です。
→ クエン酸を使ったトイレ掃除について、こちらの記事で詳しく解説しています。
まとめ
今回は重曹を使った消臭について5つ紹介しました。
家庭では、
- 生ゴミ
- タッパーや弁当箱
- タオルやインナー
- げた箱
- ソファ・カーテン・カーペット
などの場所に効果的です。消臭剤の香りが苦手という方は、一度試してみてくださいね。
ぜひ、ご参考に。
おすすめ記事
次の記事も役に立つので、一度読んでみてください。
→ シルバーアクセサリーの黒ずみを重曹を使って落とす方法を紹介しています。
