
今回は、
ワイシャツの襟袖汚れを、あるものを使ってキレイにする方法をご紹介します。
ワイシャツは襟袖の黒ずみ汚れから逃れることはできません。洗濯してもキレイに落ちない時は、今回お伝えする裏ワザを是非参考にしてみてください。
新社会人の方も覚えておいて損はないですよ!
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ワイシャツの黒ずみには「食器用洗剤」が効果あり
ワイシャツの襟袖の黒ずみは「食器用洗剤と歯ブラシ」できれいに落とすことができます。
やり方は簡単。洗濯する前に、食器用洗剤をワイシャツの黒ずみ汚れにかけて、歯ブラシでゴシゴシこするだけ。
食器用洗剤は皆さん持っているでしょうから、漂白剤などを買う前に一度試してみてください。
「でも本当に食器用洗剤で汚れが落ちるの?」と思った方のために、実際に私のワイシャツでやってみました。
このシャツは2年ほど着ており黒ずみが目立っていてもう捨てようかと思っていたものです。
やり方は以下の通り。
【襟袖汚れの落とし方】
- 襟袖の黒ずみ汚れに食器用洗剤をつける
- 歯ブラシで泡立てるようにこする
- ぬるま湯ですすぐ
- 洗濯する
まずワイシャツの黒ずみに食器用洗剤をつけます。
そして歯ブラシで黒ずみをかき出すようにこすります。強くこすりすぎると生地を痛めてしまいますので注意してください。
歯ブラシでこすったあと、お湯ですすいで洗剤を流します。袖も同じ手順でやりましょう
最後にいつもどおり洗濯して乾かせば終了です。
黒ずみ落としの効果は?
さて肝心の効果はいかほどでしょうか?
- 襟_Before
- 襟_After
- 袖_Before
- 袖_After
普通の洗濯では落とせなかった黒ずみが気にならない程度にはなっているのではないでしょうか。照明の加減で若干黒ずみが目立っていますが肉眼ではほぼ白です。捨てようかと思っていたシャツですが、また着ることができそうです。
さらに、定期的にこの方法できれいにしてやれば黒ずみがどんどん落ちていきますよ。
なぜ食器用洗剤で襟袖の黒ずみを落とせるのかというと、それは食器用洗剤に含まれている界面活性剤のおかげ。
界面活性剤は水と油どちらにも溶ける性質を持っています。だから脂溶性の汚れである黒ずみを浮かして水で洗い流せるようにすることができるのです。
「でも洗濯洗剤にも界面活性剤は含まれてるじゃん。なんで洗濯洗剤では黒ずみは落とせないの?」って思いますよね。それは含まれている界面活性剤の量が原因。
一般的に食器用洗剤のほうが界面活性剤が多く含まれており油汚れにより強いというわけです。
ワイシャツの黒ずみの原因
ワイシャツの襟袖にできる黒ずみは、ワイシャツに付着した皮脂が酸化し、そこにホコリなどが重なってできます。
人間の体から分泌される皮脂は脂溶性の汚れ。そのため水溶性の汚れを洗い流す作業である洗濯では100%キレイにすることはできません。
ワイシャツの繊維の中に残った皮脂が酸化し、そこに空気中のホコリやチリがくっつくことで黒ずみへと変化していくのです。
まとめ
ワイシャツの黒ずみはどうしても発生してしまう厄介な汚れ。でも食器用洗剤を使えばキレイに落とすことができます。諦めて捨ててしまう前に、一度お試しになってみてくださいね。
ぜひ、ご参考に!
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