
皆さんは寝るとき「ベッド派」か「布団派」どちらでしょうか。
布団はベッドのようにスペースを取らないメリットがあります。一人暮らしで部屋が狭い方などは、フローリングに布団を敷いて寝ているのではないでしょうか。
しかし、ついついフローリングに布団を敷きっぱなしでいると、「カビ」ができてしまいます。カビは一度生えると落とすのは難しく、健康面でも悪い影響があります。
そこで今回は、布団派の人のためのフローリングカビ防止法について解説したいと思います!
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フローリングに布団敷きっぱなしはカビの原因
布団はベッドと違い、寝るときだけ敷けばいいので、場所を取らずスペースを有効活用できます。私も一人暮らしを始めたばかりの頃は部屋が狭かったので、フローリングに布団を敷いて寝ていました。
ただ毎朝ふとんを上げるのが面倒になり、ついつい敷きっぱなしにしてしまうんですよね。いわゆる万年床状態です。
しかし、フローリングに布団を敷きっぱなしにする行為は、カビを発生させる原因になります。
私も一人暮らしをしていたとき、たまには掃除をするかと布団をどかすと、新築マンションのフローリングに黒いシミができており、かなーりショックでした。。
フローリングにカビができる理由
カビは
- 適度な温度
- 湿度
- 栄養(汚れ)
の3つがあると、発生しやすくなります。
家の中はカビに適した温度ですし、ホコリや髪の毛などの栄養もあります。
また、人は寝ている間にコップ1杯(200ml)の汗をかきます。高温多湿な梅雨から夏場ならもっと汗をかくでしょう。
汗で湿った布団を敷いたままにしておくと、布団とフローリングとの間の湿度が高いままになり、カビの発生へとつながります。
カビはアレルギーやハウスダスト症候群の原因にもなり、見た目だけでなく健康面への悪影響もあります。
では布団派の人がするべきカビ対策は、どのようなものがあるのでしょうか。
フローリングのカビを防止する方法4つ
布団派の人がもっとも気をつけるべき点は、フローリングと布団との間の「湿度」です。
フローリングと布団との間の湿度を減らすことが、カビ対策のポイントです。
湿度を減らすための方法4つを紹介します。
すのこを布団の下に敷く
「すのこ」を使えば、フローリングと布団との間にスキマができて、湿度が上がるのを抑えられます。
すのこには、二つ折り・四つ折り・丸められるものなどあり、使わない時はコンパクトに収納できます。
布団を敷いたままま折りたたみ、そのまま干すことができるものもあります。
布団派の人にとって、必須といってもいいアイテムでしょう。
除湿シートを使う
すのこの代わりに「除湿シート」を敷く方法もあります。
フローリングと布団との間に敷けば、布団の湿気を吸い取ってくれます。
除湿シートのメリットは、すのこに比べて収納スペースを取らないことや、シートを洗濯機で丸洗いできることです。
天日干しをするタイミングを教えてくれるセンサー付きの除湿シートもあります。
ただし、除湿シートを敷く場合でも、毎日布団は上げて湿気を取り除く必要はありますので注意しましょう。
布団を毎日上げる
布団は敷きっぱなしにせず、毎日上げるかたたむかして、フローリングと布団との間に湿気を残さないようにしましょう。
カビは湿気を好みますので、布団を上げてフローリングを乾燥させてあげれば、カビができる可能性はグッと減ります。
さらに時間のある時に、布団を天日干しすればなお良しです。
ベランダが狭かったり人通りが多い道に面していたりで、布団が干せないという場合は、布団のシーツを洗ってしっかり乾燥させましょう。
それだけでもカビ対策として効果はあります。
換気をする
カビ対策全般に言えることですが、部屋の換気はしっかり行いましょう。
高温多湿となる梅雨から夏は特に気をつけましょう。
晴れの日は窓を開ければいいですが、雨の日はエアコンや扇風機を使って空気を循環させ換気しましょう。
雨の日に窓を開けると、湿った空気が部屋に入り込み逆効果になるので注意してくださいね。
フローリングにカビができたときは
気をつけて対策していてもフローリングにカビができてしまうこともあります。
そんな時に試してほしい方法と、やってはいけないことを紹介します。
中性洗剤でカビを拭き取る
フローリングにできたカビは中性洗剤で拭き取りましょう。
カビに中性洗剤をスプレーし、数分おいてから水拭きします。そのあと消毒用アルコールで消毒し、しっかりと拭き取ってください。
アルコールはフローリングのワックスと反応し白く変色することもありますので、スプレーしたらすぐに水拭きしてくださいね。
フローリングのカビ落としでやってはいけないこと
フローリングのカビ落としでは、
- 掃除機で吸い取る
- 塩素系漂白剤を使う
の2つはやってはいけません。
フローリングのカビを掃除機で吸い取ろうとすると、掃除機の排気口からカビの胞子が排出され、かえって部屋中にカビ菌をばらまいてしまいます。
塩素系漂白剤をフローリングに使うこともオススメしません。
塩素系漂白剤は、お風呂やトイレなど、漂白剤を水でしっかり洗い流せる場所で使うことを想定されています。
フローリングは水で洗い流せませんので、漂白剤の成分が残ってしまい、フローリングを変色させてしまう危険があります。
ちなみに以前、フローリングのカビにカビキラーを使ったことがあります。変色はしませんでしたがカビも落ちませんでした。
このことからも、塩素系漂白剤を試す必要はないでしょう。
まとめ
フローリングに布団を敷きっぱなしにする行為は、カビを発生させてしまう原因です。
布団派の人は、
- すのこを使う
- 除湿シートを使う
- 布団を毎日上げる
- 換気をする
4つのカビ対策を行って、快適なくつろぎ空間を保ちましょう。
ぜひ、ご参考に!
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