珪藻土マットにできたカビの落とし方!紙ヤスリが効果的!

すぐれた吸収性と速乾性で人気の「珪藻土マット」。わが家でも脱衣所やキッチンで大活躍しています。しかし、ふと珪藻土マットの裏を見るとなんとカビが生えていました。

珪藻土マットはあつかいが楽なため、お手入れの頻度はそこまで多くありません。だからこそカビができたらどう落とせばいいか分からないのではないでしょうか。じつは珪藻土マットのカビ取りには、「紙ヤスリ」がいちばん効果的なんです。

今回は、珪藻土マットのカビを紙ヤスリで落とす方法について解説したいと思います。

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珪藻土マットにもカビはできる

珪藻土マットのカビ

珪藻土とは、植物プランクトンの化石が積みかさなったものです。表面には無数の穴があり、水分をすばやく吸い込む・放出する力があります。

このすぐれた吸水性や吸湿性・放湿性を利用して、生活のあらゆる場所で乾燥剤として利用されています。たとえばバスマット、キッチンの水切りマット、コースターがあります。

しかし、すぐれた乾燥剤である珪藻土マットにもカビはできます。

カビの原因は「湿気」と「汚れ」。

バスマットやキッチンの水切りマットとして使われる珪藻土マットは、そもそもカビの原因と隣り合わせなのです。

それでは珪藻土マットにできてしまったカビは、どのように落とせばいいのでしょうか。

珪藻土マットにできたカビの落とし方

サンドペーパー

珪藻土マットのカビ落としには、「紙ヤスリ」がもっとも効果的でお手軽です。

紙ヤスリの番手は300番手~400番手がオススメです。

紙ヤスリは目の粗さを”番手”で表し、数字が小さいほど目が粗くなっていきます。この番手が300~400のものが、珪藻土マットのカビ落としに向いています。100均やホームセンターで売っていますよ。

紙ヤスリの他に、新聞紙・マスク・雑巾も用意しましょう。

【用意するもの】

  • 300番手~400番手の紙ヤスリ
  • 新聞紙
  • マスク
  • 雑巾
【カビ落としの方法】
  1. 珪藻土マットの下に新聞紙を敷く
  2. 粉を吸い込まないようにマスクをする
  3. 紙ヤスリで珪藻土マットのカビをひたすら削る
  4. 雑巾でから拭きし粉を落とす

簡単に言うと、「紙ヤスリで珪藻土マットのカビを削るだけ」です。

なお珪藻土マットの普段のお手入れでも、紙ヤスリでみがくことは推奨されています。お手入れをすると吸水性や吸湿・放湿性がよみがえりますよ。

実際にカビを落としてみた

珪藻土マットに生えたカビを、紙ヤスリで削り落としてみました。

紙ヤスリで磨く

カビの生えた部分を、ひたすら紙ヤスリで磨きます。

使った紙ヤスリの番手は「320番」です。磨くこと10分。

 

カビがキレイに落ちていますね。

磨いたときに出る粉は、固く絞った雑巾でから拭きして落としましょう。

トータルの所要時間は20分程度でした。それほど力を入れなくても削り落とせます。カビが広がってしまう前にキレイにしてあげましょう。

珪藻土マットにカビを生やさない方法3つ

珪藻土マットにカビを生やさないように予防することも大切です。

珪藻土マットを使わないときは立てかける

カビの大好物は湿度です。珪藻土マットに優れた放湿性があると言っても、つねに敷きっぱなしにして床やキッチンと密着していると、湿度の逃げ場所がなくなっていしまいます。

珪藻土マットを使わないときは、壁に立てかけて湿度を逃してあげましょう。こうすることで、湿度が十分に放出されてカビができにくくなります。

ホームセンターで珪藻土マット専用のスタンドも売られているので、ぜひ使ってみてください。

珪藻土マットの汚れをマメに落とす

珪藻土マットは、毎日お手入れすることは想定されていません。しかし汚れが蓄積されると、カビの原因になってしまいます。気が向いた時に、固くしぼった雑巾で珪藻土マットを拭いてあげましょう。これだけでずい分と違いますよ。

ただし石けんや洗剤を使って洗うことはオススメしません。珪藻土マットの表面にある穴が詰まってしまい、吸水性や湿度の調整機能が失われてしまう可能性があります。

除菌スプレーを使う

雑菌対策も忘れずにしておきましょう。

除菌スプレーやアルコールスプレーを定期的にスプレーするだけ。

珪藻土マットの性能を損なう心配はありませんので、遠慮せずにスプレーしましょう。

まとめ

珪藻土マットにカビができてしまったら水洗いでは落とせません。

100均やホームセンターに売っている、300番手~400番手の紙ヤスリでカビを削ってやりましょう。

またカビの予防には、湿度と汚れがたまらないように、

  • 使わないときは立てかける
  • 定期的に雑巾などで拭いてあげる
  • 除菌スプレーを使う

ことを忘れないようにしましょう。

ぜひ、ご参考に!

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