2022年の10月に購入したOAO（オーエーオー）のスニーカーSUNLIGHT。
買ってから1年、とても気に入っていてかなりの頻度で履いています。身長が盛れるし、歩きやすくて全然疲れないし、他人と被らないし、いいことづくめです。
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OAO（オーエーオー）とはどんなブランド？
OAO（オーエーオー）は2020年3月に立ち上げられた日本のスニーカーブランド。
創業者のバックグラウンドはアパレル関係ではなく、テクノロジーの分野。そこでもう一人の創業者と出会い「ファッション×テクノロジー×カルチャー」をキーワードに、自社ブランドの企画・販売会社「EPOQ」を設立。その第一弾となるブランドが「OAO」です。
OAOのスニーカーは、フォトグラファーやアパレル関係などクリエイターに向けた靴作りをコンセプトとしているそう。そのため、従来のスポーツ着想のスニーカーとはデザイン・機能性の面で一線を画しています。
実際にOAOの第一弾モデルである「THE CURVE 1」は、建築家・Zaha Hadid氏による東京の新国立競技場の建設案から着想を得たそう。この建設案は結局実現しませんでしたが、スニーカーとして生まれ変わったんですね。
機能性も都市生活をする上で作り込まれており、高い推進力やグリップ力、分厚いソールが実現されています。
そのような100%満足のいく唯一無二のスニーカー作り「ONE and ONLY」の頭文字が、ブランド名「OAO」の由来。
クリエイターをターゲットとしているため、当然その界隈から人気に火が付きました。良い意味でマス層の知名度はまだありませんが、ファッション感度の高い方からは多くの支持を得ているような気がします。
実際にセレクトショップのスタッフさんに褒められたり、友人に「それどこのスニーカー？」と聞かれることもあります。人と被らないスニーカーを探している方は一度試着してみてほしいです。
OAOのスニーカーはどこで買える？
OAOの完全予約制ショールーム「OAO HAUS（オーエーオーハウス）」が、東京の渋谷にあります。ここでは全モデルの試着・購入が可能。オンラインストアで売り切れ中の商品の、次回入荷分の予約も可能とのこと。全モデルを試着できる機会は少ないので、東京近辺に住んでいる方はぜひ一度行ってみてはいかがでしょうか。
→ OAO HAUS
取り扱い店舗は、東京・京都・大阪・仙台・金沢の感度の高いセレクトショップのみ。ですが、これからどんどん増えると思いますし、そのうち旗艦店も出るのではないでしょうか。
お近くに住んでいる方はぜひ一度見に行ってみてください！
→ STOCKIST
モデルや価格帯は？
OAOのスニーカーはこの記事を書いている時点で、全12モデルあります。私がSUNLIGHTを購入したときは全5モデルくらいだったので倍以上に増えていますね。
それぞれにコンセプトがあり見た目も全然違うので、お気に入りの1足を見つけるのも楽しいと思います。
価格は2万円台後半から6万円台後半のものも。3万円台のモデルが多いですね。
ちなみに一番安いモデルは「VIRTUAL NATURE（ORBIT）」。税込み29,700円です。
身長を一番盛れるのは「SUNLIGHT」「AUTH」「FOUNTAIN」「WOVENT」「SHELL」「FLARE」の6モデル。全てソールが5.8cmあります。とはいえ、ソールが一番低いモデルでも4cmありますが。
どれがいいか迷った時の参考にしてみてください！
なお全モデル共通で「撥水・防汚加工」を＋3,800円でつけられます。
サンライトのサイズ感やデザインは？
私が購入したのは「SUNLIGHT（サンライト）」というモデル。2022年4月にリリースされ、OAOのスニーカーで4つ目のモデルです。ブラックとホワイトがあり、より使いやすいブラックにしました。
価格は税込み31,900円。私が購入する直前まで、確か税込み2万円台後半でした。買う直前に値上がりしたのでもっと早く買っておけばと後悔した思い出があります。
私は普段スニーカーなら27cm～27.5cmを選んでいます。このSUNLIGHTも27cmを選びましたが、サイズ感はバッチリでした。普段履いているサイズで選べば間違いないでしょう。もしサイズが合わなかった場合も、14日間以内でサイズ・モデル交換を無料で可能です。ちなみに、LINE ID連携で初回送料無料クーポンがあります。
とはいえ交換作業も面倒っちゃ面倒なので、近くに取扱店舗がある人は一度試着してみましょう。22cm～29cmまでサイズ展開があり、ボリュームゾーンの26cm～28cmまでは0.5cmきざみであります。人気商品なので欠品しているかもしれませんが。
デザインの最大の特徴は、白いステッチ。これが時として地味に見える黒スニーカーの程よいアクセントになっています。
このデザインは、日系アメリカ人の彫刻家イサム・ノグチの「AKARI」という作品からインスピレーションを受けたそう。和紙と竹ひごで出来た「AKARI」のデザインを、アッパーのステッチデザインとして表現したんですね。
形は近年流行りの底が厚いプラットフォーム型と呼ばれるもの。ソールは5.8cmもあります。
なので履くだけで身長が約6cm盛れちゃいます。私は身長176cmなので、この靴を履いているときは180cmオーバー。スタイルアップもできるし、女性にもモテるかもしれませんよ（笑）。
底が厚いので、通常のスニーカーに比べて最初は重さを感じるかもしれませんが、すぐ慣れるので大丈夫です。
逆に慣れると、軽いと感じるくらい歩きやすくて、長時間歩いても全然疲れないです。跳ねるように歩いている感じ。
その秘密はVivram社のソール。「Project X」というソールが使われているそうで、従来のソールよりも衝撃吸収力が高く、かつ高反発。厚底とは思えないほど安定しています。
本当に疲れないので、いつものお出かけの他にも、旅行や小さなお子さんと遊びに行くときにも良さそう。
素材は厚手のキャンバス生地が中心で、部分的にレザーが使われており、前述のデザインと相まって高級感があります。
キャンバス生地と聞くと「冬は寒いんじゃないの？」と思うかともいらっしゃるかもしれませんが、厚手なので真冬でも全然問題ありません。
また真夏でも、足元にこもった熱を外に逃がしてくれるので暑苦しくありません。1年通して履けますよ。
ワイドパンツにも細身のパンツにも合う
プラットフォーム型の靴はワイドパンツとの相性が抜群です。靴にボリュームがあるので、ワイドパンツとのバランスがよく見えるためです。
OAOのSUNLIGHTも例に漏れず、どんな形のワイドパンツとも合います。
加えてこういったスニーカには珍しく、細身のパンツとも相性がいい。
細身のパンツにボリューミーな靴を合わせると、何だか靴ばっかり目立ってキャラクターみたいになってしまうことも。
しかしSUNLIGHTは甲の部分が薄めで、かつソールの土踏まずの部分で前後に分かれています（一時とても流行った、Reebokのインスタポンプフューリーのような感じ）。ソールが平らで厚底だと、盛ってる感じがすごくありますが、分かれていることで履いてみると意外と細身でボリューム感はありません。
ですので、細身のパンツと合わせても全然違和感はないです。
素材感は高級感があり革靴っぽくも見えるので、これ1足でカジュアルコーデにもキレイ目コーデにも使えます。価格は31,900円とスニーカーにしては高級な部類ですが、どんなコーデにも対応できるので実はコスパが良いと思っています。
あまり物を持ちたくないという方にも刺さる1足かと思います。
人気商品で今後も値上がりがされるかもしれませんので、気になる方は早めにチェックすることをオススメします！
