【無地だけどパッと着てサマになるTシャツ】ATONのカットソー

2023年10月18日 2023年11月15日

Tシャツは消耗品だから、無地Tはユニクロの「エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ」ばかりの私。ですが、正直飽きがきていたのも事実。

ここぞという時の良いTシャツが欲しくて、高級カットソーで有名な「ATON」のTシャツを、今年の夏前に購入しワンシーズン着てみたところ、かなり良かったのでご紹介します。

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ATON（エイトン）とは？

ATON（エイトン）は、2016AWから日本のアパレルブランド。当初はカットソーをメインとして展開していたようですが、今はコートやパンツなどもやっていますね。百貨店やセレクトショップでよく見かけます。

オンラインストアで見ると、ぶっちゃけユニクロと何が違うの？って思うくらいシンプルデザインですが、素材にこだわりがあり、実際着てみると確実に違いが分かるブランドです。ユニクロには全く見えません。

ベーシックの最高峰のようなブランドで、「ユニクロは好きだけど少し物足りない。けどデザインフルなのは苦手。」という方には確実に刺さります。高いですけど。

ATONは直営店は東京の表参道にあります。天井が高く開放的な店舗で店員さんも優しいので、お近くの方はぜひ行ってみてください。

その他には伊勢丹や阪急などの百貨店、「バーニーズニューヨーク」「ユナイテッドアローズ」「トゥモローランド」「STUDIOUS」など、有名セレクトショップでは大体取り扱いがあります。

価格帯はカットソーで15,000円～、スウェットは30,000円～、コートは10万円超などかなりお高めです。

いくら素材やシルエットが良いとしてもユニクロの10倍のお値段ですので、誰にでもおすすめできるとは思えません。

ただ、質の良い洋服を探している方にはぜひ一度着てみてほしいブランドです。カットソーなら、まだ手が届く範囲かなと思いますよ。

私が購入したのは「SUVIN 60/2 | OVERSIZED S/S T-SHIRT」のブラック、サイズは06（Lサイズ）です。

筆者の体型など

オーバーサイズシルエットで、横幅に対し着丈が若干長めでモード感があります。肩はしっかり落としたドロップショルダー。襟元はしっかり詰まっていて、だらしなく見えません。

サイズは04（Mサイズ）でも着ることができましたが、私と体型が似ている男性なら06サイズの方が今っぽくなると思います。

肩幅も身幅もかなり余裕がありますが、ダボダボ感は全然なく、大人のオーバーサイズシルエットです。

色展開は豊富にあり、定番のブラックとホワイトの他、カーキやネイビーなど6色ほどあります（季節によって違うかも）。

素材が良くて落ち感があり、明るい色でも安っぽく見えないので、黒白以外のTシャツを探している方にも良いのではないでしょうか。

今回購入したTシャツは、一枚で着てもしっかりサマになります。

その理由は「素材」。

「SUVIN 60/2 | OVERSIZED S/S T-SHIRT」は、名前のとおり「スビンコットン」という超希少なコットン100%で作られています。

スビンコットンは、高級コットンの最上位クラスのコットンで、世界5大コットンの1つと言われています（スーピマコットン、ギザコットン、新疆綿、シーアイランドコットン、スビンコットンの5つ）。

これの何が良いのかというと「とにかく艶感がある」ことです。

遠目から見るとニットかなと思うほどツヤがあり、動くときれいなドレープが出ます。そのためTシャツなのにカジュアルな印象になりません。

特にTシャツを頻繁に着る夏には、トップスがガサっとした素材のタフなTシャツだと、どんなパンツを履くかよく考えないといけません。短パンやデニムだとカジュアルになり過ぎてしまい、私のような30代男性は着こなすのが少し難しい。

でもATONのTシャツのように、トップスにツヤ感があると、パンツがカジュアルでもバランスが丁度良くなります。何も考えずに着ても、何となくサマになってしまうんですよね。

もちろん夏のデートのようなシーンにも、ジャケットのインナーにも使えるので、ツヤ感たっぷりのTシャツを1枚持っておくと、何かと便利だと思いますよ。

また、素材のおかげなのか分かりませんが、洗ってもシワになりません。洗濯機から出した直後はさすがにシワが付いていますが、ハンガーにかけて乾かしているうちに、キレイにシワが取れています。

Tシャツにいちいちアイロンをかけるのは面倒なので、これは嬉しいポイントです。

ATONのTシャツはすごく気に入っているので、来シーズンもう1枚買い足そうか、スウェットを買おうか悩み中です。おいそれと買えない値段だけがネックです、、。